骨粗鬆症(コツソソウショウ)

当院でも、骨粗鬆症の検査をしています。骨粗鬆症とは、加齢に伴い骨が脆くなり、骨折の危険性が増えた状態です。なかなか、自覚症状が出にくく、骨折して始めてわかるかたもいらっしゃいます。なぜ、乳腺外科で骨粗鬆症をと思われるかもしれません。乳がんの治療でホルモン療法というものがあり、女性ホルモンの働きを抑える薬を使用するのですが、骨の代謝において女性ホルモンは、とても大きな働きがあります。骨粗鬆症がもともとあるかたは、このホルモン療法を始めると、急激に悪化してしまうことがあるため、定期的に、この骨粗鬆症の状態を調べて、骨の状態によって、治療を開始します。

骨を丈夫に保つには、①カルシウムを摂る。②日光に当たる。③ビタミンDを摂ることの、3つの事柄が重要なのですが、なにせ、この時期は、インフルエンザがはやったり、花粉症が始まったりなどして、外出が減ってしまい、日光にあたる機会が減ってしまいますね。こちらでは、手の指のレントゲンで、骨粗鬆症の診断をしています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年3月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 織畑 剛太郎