がんの好発年齢について

お勤め定年まで、全く病気をしたことがないし、がん家系では無いので、がん保険の解約を考えていると、ご相談を受けたことがあります。

みなさんは、がんの好発年齢をご存知ですか?胃がん、大腸がん、肺がんといった内臓のがんは、実は、リタイアされた60歳以上も好発年齢となっています。お勤めされていらっしゃる間は、毎年欠かさず受けていた、胃のバリウム検査や便潜血検査も、職場をはなれるとすっかりご無沙汰になってしまいますね。特に消化器系のがんは、全く症状が出ないのが特徴です。あるとしても、とてもがんが進行してからの貧血です。病院嫌いの、顔色が冴えない60、70歳のご家族がもしいらっしゃいましたら、早めの病院受診を勧めてください。

もうひとつ、好発年齢についてですが、乳がんは、40歳から、子宮頸がんは、20歳代後半からが好発年齢となっています。社会において、家庭において大切な役割を担う世代の、これらのがん検診受診率が低いことを受けて、『女性特有のがん検診推進事業』が、平成21年度からはじまりました。乳がん、子宮頚がん検診クーポン配布は、平成27年度で、終了となる予定です。是非、この機会に、クーポン利用をおすすめします。

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2014年8月24日