乳がんの好発年齢は、40~60歳です。なぜ、他の胃がんや大腸がんに比べて発症年齢が若いのでしょうか?それは、乳がんの発がんならびに発育に女性ホルモンが深く関係しているからです。一般的な、閉経年齢の50歳を前に急激に罹患率が増加するのは、そのためです。若い年代に発症することが、やや強調されすぎていますが、70歳、80歳でも乳がんは、発症しますので、しこりに気がついたら乳腺外来を受診しましょう。70歳以降は、緩やかに罹患率が減少しますが、お元気な高齢者の多い東京都北区では、80歳以上での乳がんも、まれでは、ありません。