乳がん検診結果  ボルパラ(Volpara)判定

ボルパラ(Volpara)判定

マンモグラフィ検査において、以前から乳腺濃度(レントゲンの通過しずらさ)は、脂肪性、乳腺散在、不均一高濃度、高濃度と4分類されており、乳腺濃度の髙い高濃度乳腺は、石灰化や腫瘤のカゲが正常乳腺に隠れてしまって描出されづらく、マンモグラフィ検査が苦手とする乳腺とされています。

ボルパラ(Volpara)判定とは、この乳腺濃度をデジタル画像から、客観的に数値化して判定する方法です。この判定で、高濃度の乳腺と判断されたからといって、決して乳がんになりやすいと心配される必要はありませんが、この高濃度の乳腺の場合、マンモグラフィのみでなく、乳腺超音波検査を組み合わせることにより乳がんの見逃しを防ぐことが検討されています。

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2015年1月7日