乳がん検診のマンモグラフィ検査とは、どのような検査ですか?

マンモグラフィ(MMG:Mammography)

マンモグラフィ検査とは、乳房を平たく押さえてレントゲン写真を撮ることに より、乳腺内の異常を調べる検査です。がんの腫瘤そのもの、がんの証拠となる石灰化 、引きつれなどを、見つけ出します。※非触知の早期乳がん発見につながる検査のひとつです

マンモグラフィ検査は、X線を利用します。健康には影響のないX線量ですが、薄くすることでさらにX線被曝を低減できます。 マンモグラフィ検査による被曝が気になることと思いますが、地球上で生活していると、年間に2.4mSVの自然放射線を浴びています。東京から米国までの往復で約0.08mSVの被曝をする事がわかっていますが、マンモグラフィは、1回の検査でこの半分の約0.038mSvの被曝を受けます。むやみに被曝を受けるべきでは、ありませんが、40歳以上の年齢で、マンモグラフィ検査を受けることのメリット・デメリットを考えると、是非、一年おきのマンモグラフィ検診をおすすめします。

このようなレントゲン被曝に関してのご相談を受けるたびに、かつて胃X腺二重造影法を作り上げた先生方の尋常でない被曝のことを、いつも考えてしまいます。

精度管理されたマンモグラフィ

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2014年6月24日